雄鷹会ホームページの開設にあたって

日中友好雄鷹会全国事務局


 日中友好・反戦平和・中国帰国者支援を掲げ、1992年に日中友好雄鷹会は結成されました。

 既に終戦から半世紀以上が過ぎました。毎春、私達の会には新しい大学生のスタッフが入会してきますが、いまや大学生は1980年代生まれです。彼らにとっては、戦争は親の世代というより祖父母の世代の出来事になっています

 しかし戦争の傷跡は今もくっきりと残されています。その傷の痛みに苦しみ続けている人々がいるのです。中国帰国者、特に中国残留婦人・残留孤児と呼ばれる方々もそうです。中国残留婦人・残留孤児は、日本軍国主義の侵略地に取り残され、日本の親族との音信も絶え、戦時死亡宣告という残酷な制度のもとに死亡扱いにされて忘れ去られてしまいました。その中でも、中国人家庭に引き取られ、戦後を生き延び、無事に日本に帰国できた方々とその家族を中国帰国者と呼びます。

長年に渡って異国に置き去りにされてきた方々が帰国されてくるのですから、当然にも様々な生活の困難を伴います。

 私たちは中国帰国者行政の改革を要求して活動するとともに、中国帰国者の皆さんが安定した生活を送れるように支援活動を行っています。特に、長年異国に捨て去られ、帰国後もご苦労の耐えない元中国残留邦人の皆さんは既に高齢になっていらっしゃいます。せめて老後だけでも心穏やかに暮らせるように、また祖国に帰ってきて良かったと幸せをかみしめられるようにしなければならないと考えています。

 このホームページを通じて多くの皆さんに中国帰国者問題を知っていただき、この問題の解決の一助になればと念じております。


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